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章 エンタープライズコンテキスト
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章
エンタープライズコンテキスト
ソリューションを検討する際、アーキテクトは、組織外部の要件、およびエンタープライズガバナン
スの一環として定められる内部要件の収集を開始します。要件は多くの場合、インフラストラクチャと
アプリケーションの設計、提供、運用に対する柔軟性を制限する制約となります。
法規制などの外的要因には、組織が実施しなければならない必須のセキュリティ、プライバシー、
コンプライアンス要件が含まれます。また、業界団体や専門機関も、情報システムの設計や運用に関
するベストプラクティスや標準を提供しています。
内部的には、情報システムアーキテクチャの設計と提供を管理する多くの文書があり、これにはセ
キュリティポリシー、実践、設計原則、エンタープライズアーキテクチャなどが含まれます。これらの
文書の役割は、組織全体にわたり、情報システムへのセキュリティ管理策を一貫して効果的に実装す
ることです。
包括的なセキュリティアーキテクチャを実現するためには、製品、プロジェクト、プログラムは、ソ
リューションアーキテクチャの設計と実装の指針となる外部要因と内部要因の両方を考慮する必要が
あります。本章では、これらのトピックの多くを掘り下げ、内外の状況が、組織全体に効果的なセキュ
リティとコンプライアンスを提供するためにどのように役立つかを示します。
本章で説明するすべてのコンテキスト情報は、セキュリティのソリューションアーキテクチャへの統
合を支援するため、既に組織のコ ...