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章 セキュリティ運用
早期の運用検討
運用プロセスに関する議論をアーキテクチャの最後まで残してはなりません。人間アクター
とシステムアクターとそのユースケースの文書化は、システムコンテキスト図の文書化から
始めるべきです。これらは、アーキテクチャの思考プロセス全体を通じて、追加コンポーネ
ントや統合の検討が必要になる可能性が高いためです。アプリケーションまたはワークロー
ドは、運用プロセスをサポートするためのテレメトリ(セキュリティ製品・サービス)を追
加するための追加作業が必要になる可能性があります。
ここまで、要件定義、アーキテクチャ開発、安全な開発実践、ソリューションアーキテクチャの運用
思考について説明してきました。本書の終章では、考慮すべき基本原則、管理成熟度を含む開発ライ
フサイクル全体に関する視点、セキュリティアーキテクチャの開発における AI活用に関する考察につ
いて、いくつかコメントします。
11.12
練習問題
1. RACI表ではなく、RASCI表を利用するのはなぜですか? 該当するものをすべて選んでくださ
い。
a. RASCI 表は、実行責任とサポート責任者を分離することで、活動の実施を主導する責任を持
つオーナーが 1人であることを保証する。
b. 複数のアクティビティに分解するのではなく、デリバリーアクティビティを主導するアク
ティビティと、アクティビティの一部を実行することでデリバリーをサポートするアクティビ
ティに分割する。
c. RASCI 表は、責任者(Responsible ...