
238
7
章 責任共有モデル
責任共有
QA
チェックリスト
●
アプリケーションワークロードが利用するクラウドコンピュートプラットフォーム案を決定
する。
●
アプリケーション外部で利用されるSaaS プラットフォームを特定し、機密性の高いビジネ
スデータの送付と保存を特定する。
●
クラウド基盤、インフラストラクチャ管理、セキュリティ運用、アプリケーション管理の責
任共有モデルを、特定したプラットフォームごとに記録する。これは、各スタックに適用
するセキュリティポリシーのガイドとなる。
●
主なアプリケーション要素、インフラストラクチャ・プラットフォーム、およびそれらの場
所を特定する。
●
各インフラストラクチャが存在する正確な場所を決定し、それに伴う接続性とデータロー
カリティの制約を把握する。プライマリ、セカンダリ、DR のロケーションも忘れないよう
にしましょう 。
引き続き、これらの問題について検討していきましょう。
7.5
まとめ
この章では、責任分担を分解する3 種類の異なるアプローチについて説明してきましたが、それだけ
では不十分だと思うかもしれません。本章で示した図と表は出発点に過ぎないと考えるのは正しいで
しょう。11 章では、契約書やサービス利用合意書に挿入するためのRACI表を利用して、詳細な責任分
解を行うため、次のステップについてさらに説明します。
多くのクラウドサービスプロバイダがクラウドの責任共有モデルについて語る一方、クラウドが実行
するワークロードに必要な責任共有モデルについ ...