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章 安全な開発と保証
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10
章
安全な開発と保証
本書では、直面する脅威だけでなく、ソリューションの外部要件・内部要件に基づく安全なソリュー
ション設計方法について説明してきました。設計・構築・運用フレームワークの「設計」についても取
り上げています。
構築プロセスの主要要素を自動化することで、開発チームが設計から本番稼働までにかかる時間を
大幅に短縮できます。言い換えれば、新機能をより迅速に本番環境へ移行できるという望ましい結果
が得られます。ただし、こうした自動化プロセスにより手作業によるゲートキーピングが減ることで、
脆弱なソリューションや安全でないコードが本番環境に導入されるリスクが高まります。
本章では、開発・構築プロセスにセキュリティ管理策を組み込むことで、この課題を克服する方法に
ついて説明します。
10.1
本章の成果物
どのようなセキュリティテストや保証対策をプロセスに組み込むべきか、また組み込みが可能かどう
かを判断するため、開発プロセスおよびセキュリティ保証プロセスについて議論します。その結果を図
10-1に示すように、テスト戦略およびテスト計画の成果物として文書化します。
リスク、前提条件、問題点、依存関係の4点をまとめた成果物は、ソリューション自体ではなく、ソ
リューションを開発しているプロセスやプロジェクトに関するRAID属性をどのように文書化し、管理
するかについて議論するものです。まずはソフトウェア開発ライフサイクル(SDLC)について見ていき
ましょう。