
4.2
要件コンセプト
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Objective・目標復旧時間)という2 種類の重要な測定基準が存在します。RPOとは、情報
システムに障害が発生した場合、どの程度データが失われるかを示した指標です。理想的
にはゼロですが、遅延の大きいリモートサイトにデータをコピーする場合、同期レプリケー
ション(Synchronous Replication)を利用できないことがあり、非同期レプリケーション
(Asynchronous Replication)ではデータ損失が発生します。そのため、失ったデータをどのよ
うに取り扱うか検討する必要があります。
RTOは、障害からの復旧にかかる時間を表現します。アプリケーションを30 分以内に復旧
しなければならない場合、アプリケーションの復旧に 20 分必要となると、依存するセキュリ
ティサービスは10 分以内に復旧する必要があります。このため、複数コンポーネントの障害
に対応し、セキュリティサービスのレジリエンスを高めるため、可用性を改善する必要があ
るかもしれません。
車内に鍵を残す
セキュリティサービスの復旧では、復旧順序を考慮する必要があります。ストレージが既に
復号化を完了していない限り、鍵を取得することができない可能性があります。例えば、
ファイアウォールの再起動は、ファイアウォールの起動ディスクの復号化に必要な
HSM
と
の通信を必要とするため、実行できない可能性があります。鍵を取り出す別の方法がない
場合、この循環依存関係を解決することができません。これは、車の中に鍵を放置してしま ...