
9.2
QRAM
169
データを使って試すことが重要です。常に小さなもので実際に試すように心がけましょう。これまで導
入してきたさまざまなエンコーディングを処理する際に、注目する
QPU
レジスタのデータに対してど
のようなエンコーディングを用いるかを絶えず注意しなくてはなりません。そうすればキュビットの状
態を正しく解釈できます。
2
の補数と固定小数点エンコーディングを使う演算では、多くの場合、オーバーフローが起
こる危険性があります。これは、計算結果が大きすぎてレジスタで表現することができない
という現象です。オーバーフローが起こると、出力が事実上無意味な数になってしまいます。
悲しいことに、オーバーフローに対する唯一の解決法は、より多くのキュビットをレジスタ
に追加することです。
9.2
QRAM
QPU
レジスタでさまざまな数値を表現できるようになりましたが、実際にこれらの値を
QPU
レジス
タに入力するにはどうすればよいでしょうか?入力データを手動で初期化していては話になりません。
本当に必要なことは、メモリから値を読み取れるようにすることです。この操作では、バイナリアドレ
スによって格納された値の位置を定義します。プログラマは、
2
つのレジスタを介して、従来型のラン
ダ ム ア ク セ ス メ モ リ(
Random Access Memory
:
RAM
)に ア ク セ ス し ま す 。
1
つはメモリアドレスで初
期化され、もう
1
つは初期化されていません。これらの入力を指定すると、
RAM
は、最初のレジスタ