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8
章 量子位相推定
8.5
注意事項
プログラミングに制限はつきものですが、
QPU
プログラミングでは特にさまざまな制限事項がある
ので注意してください。位相推定についての注意事項は以下の通りです。
8.5.1
出力レジスタのサイズを選択する
私たちが明らかにしようとした固有位相は、例 8-1では
4
キュビットで完全に表現できました。一般
的には、固有位相を決定するための精度は、出力レジスタのサイズに依存します。例えば、
3
キュビッ
トの出力レジスタがあれば、次の角度を正確に表現できます。
2
進法
000 001 010 011 100 101 110 111
レジスタの分割
0 1/8 1/4 3/8 1/2 5/8 3/4 7/8
角度
0 45 90 135 180 225 270 315
3
キュビットの出力レジスタで値が
150
°
の固有位相を決定する場合、現在のレジスタの分解能では
不十分です。完全に
150
°
を表す場合は、出力レジスタ内のキュビット数をもっと増やす必要がありま
す。
もちろん、出力レジスタのサイズを無制限に大きくすることは望ましくありません。出力レジスタの
分解能が不十分な場合、最も近い値を中心とした重ね合わせで計算が終わります。この重ね合わせの
ため、ある確率で位相について最良の低分解能推定値を返します。例えば、図8-5は取得する実際の
出力状態を示しています。この状態は、
3
キュビットの出力レジスタで
150
°
の固有位相を決定する位相
推定を実行したときのものです。この完全な例は、
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