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複合現実、混合現実、空間マッピング技術
ARとVRの中間に位置するMR
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現実と仮想が融合する新たな体験
MRとは、日本語で「複合現実」または「混合現実」と呼ばれます。MR
は、現実空間と仮想空間を融合する技術であり、2つの空間が相互に影響
し合う点が大きな特徴です。ARのように現実空間に仮想の3Dオブジェク
トなどを重ねて表示させるだけでなく、そのオブジェクトを手で動かした
り、操作したりできます(図 1-9)。SF映画のように空間に表示したキー
ボードやディスプレイを手で操作するイメージです。
MRは比較的新しい技術であり、体験するには専用のMRデバイスが必
要です。そのため、MRに対応した市販品は少なく高額なのが現状です。
MRのしくみ
MRは、ARとVRの発展形であり、それぞれの技術のかけ合わせで実現
しています。現実空間に仮想オブジェクトを表示して操作するには、その
空間や物体、位置関係を正確に認識する必要があります。
そのため、MRを実現するには高度な
空間マッピング技術が必要です。
MRデバイスに搭載されたセンサーやカメラで空間データを取得し、そこ
へ正確に仮想オブジェクトを投影します。さらに、ユーザーの動きもリア
ルタイムで検知することで、オブジェクトに近づいたり回り込んだり、あ
らゆる位置から視認し、直接操作することが可能となるのです。
MRの活用シーン
MRは、ビジネスシーンでも実用性があり、建築や医療、教育、製造業
など幅広い分野で活用され始めています(図1-10)。例えば、製造業の現 ...