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DepthScanning、SLAM
周囲の状況を立体的に
捉える技術
5-4
XR体験における「周囲の状況」とは?
人は普段生活しているとき、3 次元的な環境を自然に認識しています
が、コンピュータが理解するには多くの情報が必要となります。
例えば、周囲の物体や環境の形状、サイズ、位置関係などの幾何学的情
報です。また、現在の位置を示す座標の情報や光と影、物体の表面や材質
などの物理学的情報もあります。さらに、時間経過による物体の動きを表
す動的情報も必要です。
3次元空間の奥行きを計測するDepth Scanning
仮想空間を構築するうえで必要な3 次元的情報の一つである奥行きを計
測するために使われるのが、
Depth Scanning です。「Depth」とは日
本語で「深度」の意味で、ここでは「奥行き」と捉えています。
DepthScanningには主に、ToF(TimeofFlight)、Structuredlight、LiDAR
(LightDetection AndRanging)の 3 種類があります(図5-7)。ToFはレー
ザー光を使い、Structuredlight は特定パターンの光の波長のひずみを検出
します。LiDARは ToFの原理を応用しており、複数のレーザーを用いて環
境をスキャンします。
位置情報の取得と同時にマッピングを行うSLAM
位置情報を得ることも、周囲を3 次元的に認識するうえで必要です。そ
の際に使われるのが、
SLAM(Simultaneous ...