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PPD
VRの根幹をなす
高解像度ディスプレイ
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映像の尺度を表す指標
PPD(PixelsPer Degree)は、VR空間において、ユーザーが見ている
映像の精細さや解像度を表す指標です。人間の視野における1度の角度に
どれだけの画素が含まれているかを表します(図2-9)。
VRヘッドセットの場合、ディスプレイの解像度がレンズを通して拡大
投影されるため、その解像度が高いほどユーザーの目に映る映像は精細に
なります。つまり、高いPPDを持つVRヘッドセットは、画像がより鮮明
で細かいディテールが見えるということを意味します。
VR開発者は、高いPPDを実現できるハードウェアを開発することで、
ユーザーにリアルな視覚体験を提供することができます。一方、ユーザー
は適切なPPDを持つVRヘッドセットを選択することで、鮮明で細かいデ
ィテールが見える高品質な映像を体験できるのです。
高解像度ディスプレイのしくみ
人間の眼は、視野の中心部分が非常に高い解像度を持っている一方、周
辺部分の解像度は低下します。この特性を生かし、PPDは中心視野に高い
解像度を確保しています(図2-10)。
PPDは、1 度の視角に対して何ピクセルの解像度があるかを示します。
例えば、PPD が 60 の場合、1 度の視角に60 ピクセルが含まれることにな
ります。人間の視野は約200 度ありますが、中心30 度が最も重要視され
ます。そのため、この中心視野部分にピクセルを集中させることで、リソ
ースを効率的に使用できるのです。 ...