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教育業におけるXR活用
3D映像を用いた授業
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生徒の能動的な学びを促し意欲を高める
教育業では、教育の質を向上させるだけでなく、生徒の学習体験を豊か
にして興味を引き出すための手段にもXR は活用されています。
教育業におけるXR技術の活用は、2020 年のパンデミックをきっかけに
急速に普及しました。Zoomなどのビデオ会議ツールを用いた授業では、
生徒の集中力が続かない課題がありました。
そこで、
3D映像を用いた授業を実施することで、生徒の興味を引き、
能動的に学習する環境を作ることができます。臨場感のある3D映像は、
口頭や文章だけでは伝わりにくい内容を理解しやすくするため、教材コス
トも削減できます(図10-11)。2024 年 9 月現在、対面授業に戻りつつあ
りますが、一部の学校や学習塾ではこのようなリモート授業を継続してい
ます。
特殊な環境での学習
XRを用いた授業の一例で、生徒は通常の教室では実現できない特殊な
環境を仮想的に体験することができます(図10-12)。
例えば、宇宙空間を仮想的に作ることで、惑星や星座を近くで観察する
ことができるようになります。XR技術の高い表現力により、星の明るさ
や色の違い、天の川の構造や銀河間の距離なども詳細に見ることができま
す。惑星の公転や自転、日食や月食といった天文現象のメカニズムも、仮
想空間内でシミュレーションして学ぶことが可能です。
化学実験では、毒性の高い物質を扱う実験や爆発の危険性がある実験、
また放射性物質を用いた実験や極低温・高温・高圧下での実験は、安全性 ...