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デプ スバッファ、 オクルージョン
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奥行き表現のしくみ
XR技術における奥行き表現の重要性
XR技術では、奥行き表現が非常に重要な役割を果たします。なぜなら、
仮想空間が平面的で、奥行きを正確に判断できない場合、その空間は平坦
で単調に感じられ、没入感が低下してしまうからです。ユーザーは3D空
間を認識できず、リアルな体験を得ることができません。
しかし、奥行き表現があれば、ユーザーはあたかもその場に立っている
かのような感覚を味わうことができます。XR技術のクオリティを向上さ
せるためには、奥行き表現の正確な再現が不可欠なのです。
奥行き表現を実現する技術① デプスバッファ
デプスバッファは、3D空間上の各ピクセルを表示させるときに、カメ
ラからどのくらい離れているか(=深度情報)を計算し、奥行きを判定す
るために使用される技術です(図6-5)。
対象のピクセルからカメラとの距離を記録しているため、デプスバッフ
ァを参照すれば、より近いピクセルを前面に、より遠いピクセルを背面に
描画することができます。
奥行き表現を実現する技術② オクルージョン
オクルージョンは、オブジェクト同士の重なり関係を考慮し、見えない
部分を隠すことで奥行き表現を強化する技術です(図6-6)。3D空間のオ
ブジェクトすべてを描画すると、画面が重なり合い見えづらくなります。
そこで、オクルージョンを用いて、実際に目に見えるオブジェクトのみ
を描画することで、処理速度を向上させ、より自然な視覚表現を可能にし
ます。デプスバッファによって、各オブジェクトの深度情報を計算し、オ ...