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低遅延、5G
リアルタイムでの通信を
可能にする5G通信技術
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XR体験において 「低遅延性」 は品質に直結する
XR体験において、高速通信環境の構築は欠かせません。メタバースが
最終的に目指している体験の質は現実空間と変わらないものです。現実空
間で遅延(レイテンシ)が発生しないように、仮想空間でも遅延の発生は
望ましくありません。通信における
低遅延性は製品の品質に直結します。
現在の高速通信技術で最も注目すべきは、
5G(第5世代移動通信システ
ム)です。従来の通信技術に比べて大幅に高速なデータ通信ができます。
また、接続デバイスの増加や遅延の大幅な削減も実現します(図3-13)。
高速なデータ通信には、アンテナ技術のMassiveMIMOを用います。複
数のアンテナを使用した無線通信技術MIMOを発展させた技術です。電波
を特定の方向へ届けるビームフォーミングという技術も組み合わせます。
接続デバイスの増加には、グラント・フリーです。この技術は、従来必
要だった通信の事前許可をなくし、デバイスと基地局の通信をシンプルに
することで、同時に接続できるデバイスの台数の増加を実現しています。
最後に、遅延の大幅な削減を実現するエッジコンピューティング技術で
す。データ処理をデバイスに近い場所(エッジサーバー)で行い、送受信
にかかる時間を短縮します。これらにより、5Gの通信は実現できるのです。
6G通信にも期待がかかる
XR体験を普及させるためには、5Gを上回る高速通信が必要です。その
ための次世代通信技術として注目されているのが ...