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インスタンシングステレオレンダリング
ステレオ描画を高速化する技術
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左右の各映像から奥行きを感じさせる
左右でわずかに異なる視点から2 つの映像をレンダリングすると、立体
視効果によって人間の脳は奥行きがあると錯覚します。この錯覚を利用し
て映像をレンダリングすることを、ステレオレンダリングといいます。こ
の技術では、左右合わせて2 回描画する必要があります。
同じものを効率的に複数回描画する
インスタンシングは、同じモデルやオブジェクトを複数回描画する際に
効率的な手法です。通常、同じオブジェクトを何度も描画する場合は独立
して描画する必要がありますが、インスタンシングでは1度の描画コール
で複数の同じオブジェクトを描画できます(図5-13)。
描画には複数の情報が必要になるため、同じオブジェクトを何度も描画
する場合、同じ情報と異なる情報の両方を複数のオブジェクトで持つこと
になります。そこで、同じ情報を1 つにまとめ、各オブジェクトの異なる
部分を設定し描画を行うことで、1度のドローコール(画面に描画する際
に呼び出す命令のこと)で済むようになっています。
例えば、1,200枚のマップチップを描画したとき、通常は1度の描画に
2.3ミリ秒(ms)ほどかかるのに対し、この技術では0.03ミリ秒(ms)ま
で短縮することができ、複数のオブジェクトの描画を効率的に行えます。
2つの技術の組み合わせ
VRでは、この2 つの技術を組み合わせたインスタンシングステレオレ
ンダリング
(Instancedstereo ...