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8 章 モデル性能の可視化
k-
近傍の行列は、滅多に「乗り換え」と予測しないことがわかります。
Y
行がほとんど空
だからです。言い換えれば、約
93%
の精度を持つベースレート分類器と非常によく似ている
ということです。一方、単純ベイズ分類器は、より多くのミスをして精度が低いです。しか
し、より多くの「乗り換える顧客」を識別しています。図
8-9
は、典型的な分割で交差検証
を行ったときの
ROC
曲線を示しています。単純ベイズ(
NB
)と分類木(木)に対応する曲
線が、他よりもやや「弓なり」であることに注目してください。これは、予測の優位性を示
しています。
既に説明したように、
ROC
曲線で比較する方法には、素晴らしい利点があります。しか
し、見る人によっては、読み解くことが難しくなります。「弓なり」の度合と、別の曲線と
の相対的な優位性を、目で見て判断することは困難です。リフト曲線と利益曲線は、この点
で有効な場合があります。試してみましょう。
リフト曲線には、全く苦労せず試せる、という利点があります。このため、まずはリフト
曲線から試してみます。結果を図
8-10
に示します。
これらの曲線は、
10
個のテストデータで交差検証を行った結果の平均値です。一般的に、
分類器のピーク性能は非常に早い段階で現れ、その後ランダム性能と同じ上昇値
=1
へ向かっ
て下降していきます。分類木と単純ベイズの両方が非常に良い性能を示しています。分類木
(グラフ中の
Tree
)は、対象となるインスタンスの割合が上位
25%
になるまでは、最も優
れた性能を示しています。それ以降は、 ...