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14.3 プライバシー、倫理、そして個人データのマイニングについて
ることができそうな課題」を見分けることが求められます。その際、意思決定をするのに本
当に十分なデータが手元にあるか、自問することになるでしょう。非常に高度な戦略的意思
決定は固有な状況で遂行されることが多いです。データ分析からは、理論的なシミュレー
ションと同じように、知見や洞察を得られるかもしれません。しかし、高度な意思決定を行
うためには、意思決定者自身の経験や知識や直感に頼らざるを得ない場面もあります。企業
買収に関わる決断を行うような事例がそれに該当するでしょう。データ分析により企業買収
要否の決定を支援することはできますが、結局のところ買収を行う際の状況は、世界に
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つ
とない固有な状況であり、経験を積んだ戦略決定者の判断が不可欠なのです。
この固有な状況という考え方は持っておくべきです。極端な例となりますが、スティーブ・
ジョブズの有名な発言について考えてみましょう。「多くの人の意見から製品をデザインす
ることは本当に難しい。人は実際のものを見るまでは、自分が欲しいものを理解することは
できないことが多い。これは顧客の話に耳を傾けるつもりがないという意味ではない。しか
しながら、顧客がその未だかつてないものを望んでいる場合、何が欲しいかを聞き取ること
は本当に難しい。」将来のことを考えると、次第にできることが増えていくはずなので、注
意深い検証が自動化されることも期待してしまいます。それが実現されれば、もはや、人々