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14 章 おわりに
かを判断することもあります。
基本コンセプトを理解することは、ビジネス上の関係者とデータサイエンティストのコ
ミュニケーションを円滑に進めることにもつながります。基本コンセプトを理解すること
で、用語を共有できるだけではなく、お互いの立場をよりよく理解できるからです。厳密な
議論を行うという重要な点を犠牲にする代わりに、質問を掘り下げて行うことができるよう
になり、そうしなければ明らかになることはなかった致命的な点を浮かび上がらせることが
できるのです。
例えば、あなたの所属するベンチャー投資企業が、あるデータサイエンス企業への投資を
考えているとします。この投資対象の企業は、個人向けオンラインニュースサービス提供し
ています。そこであなたは、どれほど正確にニュースを個人向けにカスタマイズしているか
を尋ねることにしました。投資対象の企業のメンバーはサポートベクターマシンを利用して
カスタマイズを行っていると答えます。その際に、あえてこの本でサポートベクターマシン
については学ばなかったふりをしてみましょう。今やあなたはデータサイエンスの知識を十
分に学んでいるので、簡単に「なるほど、
OK
です。」と言ってしまうべきではありません。
そして、「正確には、どういうことでしょうか」、と堂々と尋ねるべきです。投資対象の企業
のメンバーが自分たちが説明したことを本当に理解しているのであれば、この本で説明した
ような基本原理に基づいた何らかの説明をしてくれるはずです(
4
章で行ったような説明で
す) ...