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4.1 数学関数を使った分類
予測できる重みのセットを見つけることです。
残念なことに、クラスを分ける最適な直線を選ぶことは、決して簡単ではありません。図
4-4
に示した単純な例を考えてみましょう。ここでは確かに線形判別器を使ってトレーニン
グデータを分割することができています。しかしながら図
4-5
に示したように、
2
つのクラ
スに分けることができる線形判別器は他にもたくさんあります。それらはそれぞれ違った傾
きと切片を持った異なるモデルです。実際、このトレーニングデータを分けることができる
直線(モデル)は無限にあるのです。一体どの直線を使えばいいのでしょうか。
4.1.2
目的関数の最適化
このような疑問から、データマイニングにおいて重要であり、かつ基礎的な考え方が出て
きます。残念ながらデータサイエンティストの中にさえ、このことを軽視する人がいます。
その考え方とは、パラメータを選ぶことのゴールあるいは目的は何であるか必ず問うべきで
ある、ということです。今の場合には、どのような重みを選ぶべきかを問い、それに答える
べきです。そのための手順としてはまず、ゴールを表す目的関数(
objective function
)を定
義します。目的関数は対象とする特定の重みのセットやデータセットに対して、何らかの値
を計算可能なものにします。そして、その目的関数の値を最大化あるいは最小化させること
によって、最適な重みを見つけます。見落とされがちなことは、こうして得た重みのセット
が最適であるのは、その目的関数が、達成したいことを本当に表現している場合だけだとい ...