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5 章 オーバーフィッティングとその回避方法
ことです。
データを用いながら複雑性を実験的に選択していき、そこからモデルを構築していくとい
う考え方は、多種多様のアルゴリズムや複雑性に対して適用できます。例えば、複雑性は特
徴セットのサイズに合わせて増大するので、特徴セットは間引いて数を減らすのが望ましい
という話を前に述べました。そのための方法としては、異なる特徴セットをいろいろ使って
実験を行い、その中で入れ子のホールドアウトを使いながら最適なセットを選ぶ、というや
り方が一般的です。
例えば、特徴の逐次前進選択(
sequential forward selection
:
SFS
)と呼ばれる手法では、
入れ子のホールドアウトを使って以下のような処理を行います。まず特徴を
1
つだけ使って
作られたモデルをすべて調べていくことで、最も重要な特徴を抽出します。第
1
の特徴を選
んだあと、この特徴にさらに
2
番目の特徴を加えたモデルをすべてテストします。それによ
りベストな特徴の組み合わせが決まります。そして同じ手順を
3
番目、
4
番目というように
繰り返します。そして特徴を追加しても検証データに対する分類精度が上がらなくなった時
点で、
SFS
の処理を終了する、というものです(似たやり方として逐次後退消去(
sequential
backward elimination
)という手法もあります。ご想像の通り、すべての特徴からスタート
して、
1
つずつ特徴を減らしていくやり方です。こちらは性能の劣化が起きない限り特徴を
捨て続けていきます) ...