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1 章 はじめに:データ分析思考
には、ビジネス業界は基礎的なインターネット技術を大急ぎで取り込み、
Web
上での情報発
信や電子商取引を推進して、企業の業務効率を改善してきました。私たちは現在の自分たち
が置かれた状況をビッグデータ
1.0
の黎明期と捉えることができます。企業は、例えば業務
効率向上などを目的として、巨大データを処理するシステムを大急ぎで構築していますが、
その多くは既存の業務オペレーションを前提としています。
多くの企業は
Web 1.0
の技術を十分に取り込むと(同時にそれら技術のコスト削減も進め
ると)、すぐにその先を考え始めました。それら企業は
Web
技術を使って新たに何ができる
のか、どのようにすればこれまでしてきたことをさらに改善できるのか、いうことに注目し
始めました。そして、
Web 2.0
の時代が始まったのです。
Web 2.0
の時代では、新しい企業
がそれまでにないシステムを使って、
Web
に特有の相互作用性を活用し始めました。
Web
2.0
時代の考え方の転換がもたらした変化は広がりを見せています。最も顕著なことはソー
シャルネットワーク要素の取り込みや、個々の顧客(と市民)の声を吸い上げる行為です。
ビッグデータ
1.0
に続くビッグデータ
2.0
の時代には期待が寄せられています。企業はビッ
グデータを柔軟に処理できる能力を得るとすぐに、「以前できなかったことで、今日できる
ようになったことは何か」、「以前よりも、さらにうまくできるようになったことは何か」、
ということを問いかけ始めました ...