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クラウドでは、サービスを柔軟に組み合わせて利用できるため、用途が
不明確なリソースが混ざる可能性があります。例えば、プロジェクトのた
めに作成したリソースをプロジェクト終了後に削除することを忘れてしま
い、無駄なコストが発生した際には、セキュリティ面やコスト面を考慮して、
構築したリソース全体の構成管理が必要です。そして、AWS CloudFormation
やIaC(Infrastructure as Code)などのツールで書いたコードでインフラを
構築した場合、コードによるインフラの構成管理が可能です(図11-3)。
まず用途不明のリソースをなくすために、構築時にリソースの用途がわ
かるように適切なタグをつけます。タグをつけることで、後で不要なリソ
ースの特定や不要なアクセスの制限もしやすくなります。また、AWS
Confi gのような構成管理ツールを利用してリソースの設定を自動取得し、
リソース間の依存関係をコンソール上で確認することもできるため、手動
の構成管理の必要がなくなります。
次に、コードのままだと設計意図がわからないため、セキュリティやコ
スト最適化の観点から問題が生じやすいです。このようなことを解決する
ために、コードに設計意図などのコメントをつけて文書化します。これに
より、他のメンバーや後続の開発者が理解しやすくなります。その他に、
インフラ構成変更管理のためにコードのバージョン管理も必要です。Git
などのバージョン管理ツールを利用し、適切なブランチとコードレビュ
ー・デプロイのフローを設定します ...