
76
コンテナエンジンは、コンテナを実行するためのソフトウェアであり、
コンテナ間通信を実現するための機能を提供しています。
コンテナ間通信は、コンテナ同士がネットワークを介して通信すること
を指します(図3-13)。コンテナエンジンで仮想ネットワークを作成し、
コンテナ同士を接続します。仮想ネットワークは物理的なネットワークと
は独立しており、コンテナ同士が仮想的なネットワーク上で通信できます。
コンテナエンジンは、コンテナ間通信を実現するために、IPアドレスや
ポート番号などのネットワーク情報を管理します。コンテナ同士が通信す
る際には、ネットワーク情報を使用して、通信先を特定します。コンテナ
同士が仮想的なネットワーク上で通信することで、アプリケーションの分
散処理やスケーラビリティの向上など、さまざまなメリットがあります。
コンテナ間や外部ネットワークとの接続
コンテナは、他のコンテナや外部ネットワークと接続できます(図
3-14)。コンテナ同士が接続する場合、コンテナエンジンが提供する仮想
ネットワークを使用して接続します。コンテナ同士が接続するためには、
同じ仮想ネットワークに所属している必要があります。仮想ネットワー
クは、コンテナエンジンが提供するさまざまなネットワークドライバを
使用して作成できます。
外部ネットワークと接続する場合、ホストマシンの物理的なネットワー
クインタフェースを使用して接続します。コンテナは、ホストマシンのネ
ットワークインタフェースを共有できます。ネットワークインタフェース ...