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クラウドプロバイダが一般的に提供しているネットワークには、次の種
類があります(図6-3)。
まずは、 プライベートネットワークです。ユーザー専用のセキュアな仮
想ネットワーク環境で、リソースを分離してセグメント化できます。外部
公開できない秘密度の高いデータなど、セキュリティとプライバシーを重
視する環境の場合に利用されています。
次に、パブリックネットワークです。インターネットからアクセス可能
なネットワークです。インターネット公開が必要なWebサイトなどに利
用されています。
そして、マルチクラウドネットワークがあります。複数のクラウドプロ
バイダのネットワークを統合し、リソースやアプリケーションを動かすた
めの一貫した接続を提供したネットワークです。
最後はハイブリッドクラウドネットワークです。オンプレミスとクラウ
ド環境を接続するネットワークです。
これら以外に、グローバルなコンテンツ配信を提供するネットワークも
あります。コンテンツを最も近いエッジロケーションで配信することで配
信を高速化できます。
クラウドで提供されるネットワーク利用時の注意点
クラウドプロバイダはセキュリティ対策を実施していますが、データや
アプリケーションのセキュリティは利用者側で管理する必要があります。
適切なネットワーク制御、通信暗号化やネットワーク監視も必要です。ク
ラウドネットワークはインターネットを通じてアクセスされるため、ネッ
トワーク帯域幅や遅延が影響する場合があるため、注意が必要です。IP
アドレスなどの利用制限もあるため、事前確認した上で設計すること ...