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デスクトップ仮想化環境を利用する際には、さまざまな観点でセキュリ
ティに留意し、適宜強化のための対策を施す必要があります(図5-7)。
まず、デスクトップ仮想化環境を提供する大本となるホストサーバー
は、ここが被害を受けると全滅となってしまうため、セキュリティアタッ
クへの対策が必須です。ホストサーバーに対しては、不要なサービスの停
止をすることや、アンチウイルスソフトなどのセキュリティ対策製品の導
入、常時最新のセキュリティパッチを適用する運用などが必要です。
また、ホストサーバー上に格納されるデータの保護も重要です。万が一
の漏えい時に備えた暗号化や、定期的なバックアップなどといった対策が
必要です。他にも、しかるべき利用者に対してのみアクセスを許可するア
クセス権限設定や、利用者の端末とセンターにあるホストサーバーとの間
のネットワークセキュリティも忘れてはいけないセキュリティ対策の1 つ
です。
性能面におけるデスクトップ仮想化の注意ポイント
デスクトップ仮想化環境を快適に利用するためには、性能面での考慮も
重要です(図 5-8)。ホストサーバー側では、複数の仮想マシンが稼働す
ることを考慮して、十分なリソースを確保する必要があります。CPUス
ペック、メモリ容量、さらにはストレージ容量・スループット・IOPSに
関しても、十分なパフォーマンスを確保する必要があります。
セキュリティ面の対策ポイントと同様に忘れてはいけないのが、ネットワ
ークです。デスクトップ仮想化環境の利用者はリモートからネットワークを ...