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RAIDには複数のパターンがあります(図 4-4)。
RAID 0 は、ストライピングと呼ばれる技術によって、複数のストレー
ジへデータが分散して格納されます。複数のストレージへI/O(読み書
き)が分散されるため、1つの物理ストレージのみにI/Oを集中させて処
理する場合と比べてデータの読み書きの性能が向上します。ただし、
RAID 0 では、構成するストレージの1 本に障害が発生するとすべてのデー
タが消失してしまうリスクがあるため、注意が必要です。
RAID 1 では、ミラーリングと呼ばれる技術で複数のストレージに同じ
データが複製して格納され、信頼性向上が図れます。一方で、RAID 1 で
は性能の向上は期待できません。これを解決するパターンとしてRAID 0
とRAID 1 のメリットを享受できるRAID 10 があります。このパターンで
は、複数のストレージをストライピングして、かつミラーリングします。
その他、RAID 5 や RAID 6 というパリティデータ方式を採用するパター
ンでは、まずストライピング技術によって複数ストレージにデータが分散
して格納されます。さらに、「パリティ」と呼ばれる誤り訂正符号データ
を生成することで、構成するストレージの1 つに障害が発生してもデータ
を再生成することが可能になっています。RAID 6 は、そのパリティデー
タも二重に生成します。
ファイルシステムの仮想化
仮想化したストレージに対して複数のサーバーから同時にアクセスする
ことを可能にする ...