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Web3階層とは、クライアントからのリクエストをユーザーインタフ
ェースとなるプレゼンテーション層(Webサーバー)、処理を実行するア
プリケーション層(APサーバー)、データ管理を行うデータベース層
(DBサーバー)の 3 階層に分けて処理する構造のことです(図 9-1)。
Webサーバーと DB サーバーの 2 階層を用いた従来の構造より、Web3 階
層はフロントエンドとバックエンドを別々に実装することによってクライ
アントからの処理を負荷分散し、保守の効率を向上させます。
従来の構造では、サーバー障害に備えるためのバックアップサーバー
や、負荷分散するためのロードバランサー、セキュリティ対策のためのフ
ァイアウォールを設置する必要があり、システムの規模が大きいほど設置
が煩雑になるため、大きな設置・保守コストが伴います。
Web3 階層をIaaS で構築すると、柔軟かつ効率的なインフラ構造、保
守作業の軽減が実現できます。
ここでAWS の IaaS の構成例を紹介します(図 9-2)。
まずプレゼンテーション層について、クライアントからのリクエストを
ELBで負荷分散し、リクエストの受付先として複数台のEC2(Webサーバ
ー)を設置します。次に、アプリケーション層では、複数台のAPサーバ
ーを構築し、その手前にELBを設置し、負荷分散を行います。違いとし
て、APサーバーはプライベートサブネットに設置するため、インターネ
ットからの攻撃を防げます。最後に、データベース層では、マルチA