
70
SSL-VPNとは、インターネットを介して安全にリモートアクセスを
行うための技術です。SSL-VPN は、Secure Sockets Layer(SSL)プロト
コルを使用して暗号化されたトンネルを作成し、リモートユーザーが企業
のネットワークにアクセスできるようにします。
SSL-VPN はIPSec VPN と比較して、クライアントソフトウェアのインス
トールが不要(Webブラウザがあれば原則利用可能)であるため、複雑な
設定なしにPCやスマートフォンのWebブラウザから使用でき、テレワー
クなどの在宅環境にも比較的対応しやすいといわれています。
SSL-VPN には、次の3 種類の接続方式が存在します(図 3-7)。
●
リバースプロキシ
●
ポートフォワーディング
●
L2フォワーディング
SSL-VPNは接続先に設置された機器に性能が依存するため、アクセス
が大量に発生すると性能が低下する可能性があります。
SSL-VPN は WebブラウザからサーバーにSSL通信が行えることを目的に
開発されており、外部(インターネットに接続できる任意の場所)から社
内ネットワークにアクセスすることに向いています。代表的な使いどころ
としては、クレジットカードなどの重要なデータを送信する際に利用され
ます。スマートフォンやモバイルデバイスからのアクセスにも対応していま
す。リモートワークでは、企業の従業員が自宅や外出先から企業ネットワ
ーク内へと接続する必要がありますが、SSL-VPNを使用することで、安 ...