
243
訳者あとがき
初版の翻訳から、
3
年で『
Think Stats
第
2
版』の翻訳をお届けするわけです
が、原書副題が「プログラマのための統計入門」(
Probability and Statistics for
Programmers
)から「探索的データ解析」(
Exploratory Data Analysis
)へと変化し
ていることからもわかるように、分量も増え内容も大きく変わっています。ただし、
長所自体は、
1
つを除いて変わっていません。
1.
実際のデータを分析できる。
2.
短時間で読める。
3.
プログラムを書いて学べる。
初版の特長の「ベイズ主義の考えを大きく扱っている」は、昨年発刊された『
Think
Bayes
̶̶
プログラマのためのベイズ統計入門』(オライリー・ジャパン)に委ねら
れて、この第
2
版では削られています。
目次を見てもわかるように、内容は大幅に変更されています。著者のまえがきにあ
るように、「
11
章 回帰」、「
12
章 時系列分析」、「
13
章 生存分析」、「
14
章 統
計解析手法」は、この第
2
版で新たに起こされた章ですが、はじめにから
10
章まで
のところも、題名が変わるだけでなく、内容自体が大幅に変わっています。
さらに、演習問題を含めたアプローチが次のように変わりました。
第一に、
viii
ページの「コードを使う」で述べられているように
GitHub
のリポジ
トリに、原書そのもの(
TeX
)、章中のコード、演習問題、演習問題の解答、原書の
誤植と訂正がすべて載せられています。この翻訳作業でも、 ...