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6.8 歪度
6.8
歪度
歪度(
skewness
)は分布の形態を記述する特性です。分布が中央の傾向に関して
対称的なら歪みはありません。値が右の方向に延びているなら「右に歪んで」、値が
左に延びているなら「左に歪んで」います。
「歪んだ」というこの語の使用は、「偏った(
biased
)」という普通の意味はありま
せん
†
。歪度は分布の形についてしか述べません。標本化過程にバイアスがあったか
どうかについては何も述べません。
分布の歪度の定量化には、いくつかの統計量が普通用いられます。値の列
x
i
が与
えられたときに、標本歪度(
sample skewness
)
g
1
は次のようになります。
def StandardizedMoment(xs, k):
var = CentralMoment(xs, 2)
std = math.sqrt(var)
return CentralMoment(xs, k) / std**k
def Skewness(xs):
return StandardizedMoment(xs, 3)
g
1
は
3
次標準化モーメント(
standardized moment
)で、正規化されて単位を持
ちません。
負の歪度は、分布が左に歪んでいることを示しています。正の歪度は分布が右に歪
んでいることを示します。
g
1
の大きさは、歪みの強度を示しますが、それだけでは
解釈は容易ではありません。
実用的には、標本歪度の計算は得策ではありません。もし外れ値があったら
g
1
が
過度の影響を受けてしまうからです。
分布の非対称性を測るもう ...