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10.6 線形モデルの検定
デルなしの
MSE
です。したがって、この比はモデルを使っても残る
MSE
の割合を
示し、
R
2
はモデルで削減される
MSE
の割合を示します。
出生時体重と母親の年齢の
R
2
は
0.0047
であり、これは母親の年齢から出生時体重
の変動の
0.5
%を予測できることを意味します。
決定係数とピアソンの相関係数との間には、
R
2
=ρ
2
という単純な関係があります。
例えば、ρが
0.8
か−
0.8
なら、
R
2
=
0.64
です。
ρと
R
2
とは関係の強さを数量化するのに使われますが、予測能力として解釈する
のはたやすくはありません。私は、
Std(res)
が、予測品質を表すには最良だと考え
ています。併せて
Std(ys)
を示すとより良いでしょう。
例えば、
SAT
(米国の大学入学判定に使われる標準試験)の妥当性が論じられる場
合、
SAT
の点数と他の知性測定値との相関がよく取り上げられます。
ある研究によれば、全
SAT
点数と
IQ
値との間には、ピアソン係数ρ=
0.72
の関
係があり、それは相関が強いように聞こえます。しかし、
R
2
=ρ
2
=
0.52
ですから、
SAT
点数は、
IQ
の変動の
52
%しか占めません。
IQ
値は、
Std(ys) = 15
で正規化されるので、次のようになります。
>>> var_ys = 15**2
>>> rho = 0.72
>>> r2 = rho**2
>>> var_res = (1 - r2) * var_ys
>>> std_res = math.sqrt(var_res)
10.4096 ...