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4
章
累積分布関数
†
4.1
PMF
の限界
PMF
は、値の個数が少ないときは大変役に立ちます。しかし、個数が増えると、
各値の確率は小さくなり、ランダムノイズの影響が大きくなります。
例えば、新生児の出生時体重の分布に興味があったとしましょう。
NSFG
のデー
タでは、変数
totalwgt_lb
に出生時体重がポンドで記録されています。図
4-1
は、
第一子と第二子以降について、その値の
PMF
を示します。
全体としては、どちらの分布も、正規分布のベル曲線に似ていて、平均値の周りに
多くの値があり、上側と下側には少ししかありません。
しかし、詳細については解釈が難しくなります。たくさんの山と谷があり、両者の
分布に差異があるところもわかりますが、そのどれが意味のあるものなのかわかりま
せん。また、パターン全体の違いを掴むのも困難です。例えば、どちらの分布の平均
値が高いと思いますか
?
こういった問題は、ビニング(区分に分けること)で、緩和されます。つまり、全
体を互いに重複しない複数の区間に分割し、各ビンに含まれる値の個数を数えます。
ビンに分けるのは有用ですが、適切なビンのサイズを設定することは難しいことです。
ノイズをならして消すためにビンを大きくすると、有用な情報も一緒に消えかねない
からです。
†
本章のコードは、
cumulative.py
にある。コードのダウンロードや扱い方については、
viii
ページの「コー
ドを使う」を参照してほしい。