
28
2 章 分布
var1 = group1.var()
var2 = group2.var()
n1, n2 = len(group1), len(group2)
pooled_var = (n1 * var1 + n2 * var2) / (n1 + n2)
d = diff / math.sqrt(pooled_var)
return d
この例では、平均の差が
0.029
標準偏差となります。これは小さな値です。参
考のために述べると、
2004
年英国での男女の身長差は
1.7
標準偏差です(
https://
en.wikipedia.org/wiki/Effect_size
参照)。
2.10
結果のレポート
第一子と第二子以降とで妊娠期間の差を(あるとすれば)記述する方法を見てきま
した。これらの結果をどのように報告するのがよいでしょうか。
答えは、質問者が誰であるかに依存します。科学者なら、どんなに小さくても、何
らかの(事実としての)効果に興味を持つでしょう。医師であれば、臨床的に意義の
ある(
clinically significant
)効果、つまり治療決定に影響するような違いだけに注目
するでしょう。妊娠している女性なら、早くまたは遅く出産する確率など、自分に関
係のある結果に興味を持つでしょう。
どのように結果を報告するかも、目的に依存します。効果の重要さを強調したいな
ら、差を強調する要約統計量を選ぶでしょう。不安になっている患者に伝えるのであ
れば、文脈に沿って理解しやすい統計量を選択するでしょう。 ...