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章
回帰
†
前章の線形最小二乗適合は、回帰(
regression
)の一例です。回帰は、任意の種類
のモデルが任意の種類のデータに適合するかどうかというずっと一般的な問題です。
用語「回帰」のこの使い方は、歴史的偶然でしかありません。語の元々の意味とは間
接的にしか関係していません。
回帰分析の目的は、従属変数(
dependent variable
)と呼ばれる変数集合と独立変
数または説明変数(
explanatory variable
)と呼ばれる別の変数集合との間の関係を
記述することです。
前章では、母親の年齢を説明変数として使い、従属変数である出生時体重を予
測しました。
1
つの従属変数、
1
つの説明変数しかない場合は、単回帰(
simple
regression
)です。本章では、複数の説明変数がある重回帰(
multiple regression
)
も扱います。複数の従属変数があるなら、多変量回帰(
multivariate regression
)です。
従属変数と説明変数との関係が線形なら、線形回帰(
linear regression
)です。例
えば、従属変数が
y
で説明変数が
x
1
と
x
2
なら、次のような線形回帰モデルを書きます。
y
=β
0
+β
1
x
1
+β
2
x
2
+ε
ここで、β
0
は切片、β
1
は
x
1
に伴うパラメータ、β
2
は
x
2
に伴うパラメータ、ε
は無作為変動または未知の要因による残差です。
y
の値のシーケンスと
x
1
と
x
2
のシーケンスが与えられたとき、ε
2
の和を最小に
するパラメータβ
0
,
β
1
,
β
2
を見つけることができます ...