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4 章 累積分布関数
4.3
累積分布関数(
CDF
)
パーセンタイル値とパーセンタイル順位を理解したので、累積分布関数(
cumulative
distribution function
、
CDF
)に取り掛かれます。
CDF
は、値を、パーセンタイル順
位に対応付ける関数です。
CDF
は、分布に現れる任意の値
x
の関数になります。ある
x
について
CDF(x)
を
評価することは、分布中で
x
以下の値の割合を計算することです。
この計算をシーケンス
t
と値
x
を引数として受け取る関数として書くと次のように
なります。
def EvalCdf(t, x):
count = 0.0
for value in t:
if value <= x:
count += 1
prob = count / len(t)
return prob
この関数は
PercentileRank
と、結果が
0
〜
100
の範囲のパーセンタイル順位では
なく
0
〜
1
の範囲の確率であるということを除いて、ほぼ同一です。
例として、値
[1, 2, 2, 3, 5]
の標本を考えましょう。
CDF
は次のようになります。
CDF(0)
=
0
CDF(1)
=
0.2
CDF(2)
=
0.6
CDF(3)
=
0.8
CDF(4)
=
0.8
CDF(5)
=
1
標本に現れる値だけでなく、どのような
x
に対しても、
CDF
は計算できます。も
し
x
が標本中の最小値より小さかったなら、
CDF(x)
は
0
になります。もし
x
が標本
中の最大値よりも大きかったら、
CDF(x)
は
1
になります。
図
4-2
は、
CDF
のグラフ表示です。標本の ...