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K A I Z E N J O U R N E Y
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E P I S O D E 0 1
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会社を出ていく前に
やって おくべ きこと
僕が遭遇した、ある忘れられない事件
会社を変えよう、と決意した。ここは僕がいるべきところではない。
入社してからすぐに、その思いは湧き上がり、今日の今日まで高まり続ける一
方だった。3年の月日が流れても、変わることはなかった。だから、もうこのあ
たりで良いだろうと思い立った。
この3年の間、様々なことを考えた。僕がいる会社の現場のレベル感はひどく
低い。いつもプロジェクトは炎上していて、目論見どおりに終わることはまずな
い。メンバーの士気は低くて、プロジェクトの最初からたいていやる気がない。
そんな感じだから仕事はうまくいかず、約束されていたかのように燃え盛り、そ
れがまたメンバーの気持ちを挫いていく。ひどい循環だ。
僕は、どうすれば仕事がもっとうまくいくのか、あれこれと考えては周りに提
案をしてきた。世の中にあふれている様々な開発のやり方や習慣、工夫、ツール
などを調べては共有のために社内で展開する。
でも、何かにつけて後ろ向きな人たちにいくら言ったって、ムダだった。僕が
あの人たちに伝えるべき言葉はもうない。だから、ここにいる必要も、もうない。
思えば、入社したときから、一人で動くことが多かった。だから、コードを書
いて、ソフトウェアをつくるということも自己流で、独学で身につけてきた。少
し苦労はしたけど、おかげで周りには僕ほどコードが書ける人はいない。もっと ...