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カイゼン・ジャーニー
18
E P I S O D E 1 8
チームのやり方を変える
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スクラムを、やめるってよ。
「第8 スプリントは、スプリントプランニングもスプリントレビューもやめたい」
第7スプリントのふりかえりで、蔵屋敷さんはまるで有無を言わさぬ雰囲気で
言い放った。また、唐突な話に、チーム一同、戸惑いを隠すことができなかった。
僕も聞こえてきた言葉をうまくのみ込めないでいた。
例によって、七里が切り込む。物おじしない彼の姿勢に、僕は感心した。
「どういうことですか、蔵屋敷さん。ここにきて、スクラムをやめるってことで
すか?」
「そうだ」
あっさりと答えた。僕は、またわけがわからなくなって、プロジェクトを放り
出したくなった。当然、七里もウラットさんも、土橋さんも呆気に取られている。
浜須賀くんは何を言ったら良いのかわからず、身動きを取れずにいた。西方さん
も、さすがにあきれた様子で、蔵屋敷さんに絡む。
「ここまできて、何を言うてるんや」
「遅いんだよ」
またしても即座に切り返す。残りのスプリントでやるべきことは、まだまだあ
る。ただし、一つひとつのプロダクトバックログアイテムの粒が小さくなってい
た。これからリリースに向けて、おそらくプランニング仕切れないタスクもまだ
まだ出てくるはずだ。小さなタスクを、次々とこなしていかないといけない、そ
んな状況が想像できた。
確かに、こういう状況では1回のスプリントプランニング、1回のデモでは、
やりきれない可能性がある。デモをやって ...