
101
カイゼン・ジャーニー
13
チームビルディングの手法、かつ、期待をすり合わせるためのメソッドなんだ。
4つの質問を通じて、期待をすり合わせていくよ。
なぜ「ドラッカー風」なのかって? ドラッカーを知っている? 彼の本を少し
読んで見ると良いかもね。これから挙げる質問が、いかにもドラッカーが使い
そうな言い回しなんだ。おそらくそれで、ドラッカー風エクササイズと呼ばれ
ているんじゃないかな。
さて、質問とは、以下の4 つだ。
①自分は何が得意なのか?
②自分はどうやって貢献するつもりか?
③自分が大切に思う価値は何か?
④チームメンバーは自分にどんな成果を期待していると思うか?
※ 上記4つの質問は、『アジャイルサムライ―達人開発者への道―』(Jonathan
Rasmusson 著/西村直人、角谷信太郎 監訳/近藤修平、角掛拓未 訳/オーム社)
より引用
図2-8|ドラッカ ー風 エクササイズ
何が得意
どうや って 貢 献
大切に思う価値
メンバ ー はどんな期 待?
江島 土橋 七里 ウラット
参加者がそれぞれで、付箋紙などに自分の表明を書き出し、他のメンバーと
共有する。話し合いながら、お互いの相互理解を深めていく。
このときに重要なのは、話し合いが心理的に安全な場になっているかどうか
だ。自分の大切にしている価値観や得意だと思っていることをさらけ出して、
頭ごなしに否定されたりしたら、腹を割って話を続けることなんてできるはず
がないからな。
腹の探り合いをしていては良いチームになるには程遠いし、期待をすり合わ ...