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カイゼン・ジャーニー
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E P I S O D E 1 0
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完成の基準をチームで合わせる
どうなったら完 成といえるのか?
キックオフ後は、とりあえず走り出せと蔵屋敷さんが用意していたプロダクト
バックログをチームメンバーで分け合った。本当はプロダクトオーナーがプロダ
クトバックログのネタ出しをするようなんだけど。いかんせん全員初めてのスク
ラムなので、蔵屋敷さんには立ち上げの壁にぶつかるのが目に見えていたらしい。
蔵屋敷さんは企画段階から構想していた内容を少し整理して、最初のプロダクト
バックログとした。
僕たちはさっそくスプリントを始めることになった。いざ開発を始めようとな
ると、意外とチームのテンションは高くなった。なんだかんだ言って新しいやり
方、新しいプロダクト開発というのは、みんなの気持ちを上げる。
七里も、ウラットさんも、さっそくコードを書く環境を整えるべく、楽しそう
に議論している。土橋さんも、蔵屋敷さんの構想に追いつくべく、彼と長時間の
ミーティングを繰り返して、ほとんど自席にいない。
僕も、チームをファシリテートすることが求められる時間以外はコードを書く。
自分がサインアップした機能の開発を進める。
そして、最初のスプリントを瞬く間に終えて、次のスプリントに入るときに、
さっそく問題が起きた。
「取りかかるべきプロダクトバックログをがらっと入れ替えないといけない」
土橋さんは、さすがに悪びれた感じで、チームにそう宣言した。蔵屋敷さんと ...