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テスト環境とテストデータ
テストを実施するためには、環境とデータが必要となります。これら
のテスト資源の準備にはお金や時間、労力などのコストが発生しますの
で、プロジェクト予算という制約の下でテストの効果を最大化するため
の方針策定が必要です。
一般に、V字モデルの上の方にあるテストレベルほど、環境やデータ
は複雑化します。システムテストやユーザー受け入れテストといったテ
ストでは、本番環境またはステージング環境(擬似本番環境)において、
本番運用同等のデータを用いることが多いでしょう。
本番運用同等のデータを準備するために、旧システムからの移行デー
タや、それをもとに増幅して作成したデータを用いる場合があります。
その場合、機密情報や個人情報がテストデータに含まれてしまわないよ
うにデータをマスキングするなどの対策が必要です。
テストデータの作成やマスキングを行うためのツール選定や、あるい
は独自ツール開発に関してはアーキテクトが関与することになるでしょ
う。
テスト自動化方針
仕様変更対応や欠陥修正によって既存のソフトウェア機能が退行する
ことなく、これまでどおりに正常に動作することの検証を目的としたテ
ストをリグレッションテスト(Regression Testing)と言います。リグ
レッションテストを人手で繰り返し行うには多大な工数がかかってしま
うので、テストコードやテストスクリプトを用意して可能な限り自動実
行できるようにしておくべきです。
各テストレベルにおいてどのテストタイプを自動化するかの方針決め ...