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事前条件欄にはユースケースを開始するために満たしているべき条件
を、事後条件欄にはユースケースの正常終了後に満たすべき条件を記載
します。
主成功シナリオ欄には、ユースケースが成功してユーザーが目的を達
することができるいわゆるハッピーパスのうち、最も代表的なシナリオ
の手順を記載します。アクターは〜する、システムは〜する、と交互に
記載する方法が一般的ですが、列を二つに分けて左側にアクターの要
求、右側にシステムの応答を記述するフォーマットもあります。
シナリオの各手順において、何らかの問題が生じてユースケースが中
断あるいは終了する可能性がある場合、例外シナリオ欄にその状況や振
る舞いを記載します。主成功シナリオの手順2で発生する場合は2a、
2b、…というように番号を振ることが多いです。
特定の状況下で主成功シナリオとは異なった相互作用が発生する場合
は代替シナリオ欄にその内容を記述します。
ビジネスルール欄には、ユースケースの処理手順から参照されるビジ
ネスルールを記載します。ユースケース記述にはビジネスルールやビジ
ネスロジックの詳細は記述せず、外部の文書を参照するようにします。
ユースケース記述の作成ポイント
ユースケース記述を作成するにあたって最も重要なポイントは適切な
レベルで記述することです。アリスター・コーバーン氏による著書
『ユースケース実践ガイド 効果的なユースケースの書き方』
※3
による
と、ユースケースには「要約」「ユーザー目的」「サブ機能」の三つの目的
レベルがあり、その中でユーザー目的レベルが最重要とされています ...