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信頼性
信頼性は、システムが安定して利用できる度合いを表す品質特性で
す。システムが必要なときに常時利用できるか(可用性)や、仮に一部
で障害が発生してもシステムの運用が継続可能か(障害許容性)、万一
システムがダウンしたときに適切な時間内に正しい状態に復旧できるか
(回復性)といった品質副特性を持ちます。
どれだけの可用性や障害許容性が必要で、そのためにどの程度システ
ムを冗長化すべきかの基準は、業務の重要度に依存します。受注や出荷
などの基幹業務が止まってしまうと販売機会の損失に繋がるため高いレ
ベルの可用性や障害許容性が求められますが、周辺の情報系システムで
あれば比較的許容度があるでしょう。また、BtoBやBtoCのサービス
であれば、SLA(Service Level Agreement)として明確にサービスの
品質基準が定められ、それを下回った場合には利用金額の減額や返金な
どの補償が発生する場合があります。
信頼性についても、アーキテクトや組織の過去の経験をもとに、技術リ
スクがあると判断される場合はアーキテクチャドライバの候補となります。
セキュリティ
セキュリティは、システムが取り扱う情報やデータを安全に保護できる
度合いを表す品質特性です。ユーザーが許可された情報やデータだけに
アクセスできること(機密性)、情報やデータを不正アクセスから保護し
完全な状態に保つこと(インテグリティ)といった品質副特性を持ちます。
求められるセキュリティの度合いは、取り扱う情報やデータの機密性
の高さや、情報漏洩などの重大なセキュリティ事象が発生した場合に想 ...