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という話ではなく、それぞれの特徴を正しく理解した上で状況に応じて
どう使い分けるべきか、必要性が生じた場合にどう移行するか、といっ
たことが述べられています。
アーキテクチャやアーキテクチャ上の設計判断自体が目的化してしま
うことを避け、ビジネスに価値をもたらすことを究極の目標として、ど
のようにアーキテクチャ戦略を立てて実現していくのか。少し高度な内
容を取り扱っているので入門には不向きかもしれませんが、ビジネスと
ITの橋渡しとなるようなアーキテクトを目指すならば、きっと読んで
損はない一冊と言えるでしょう。
品質保証、テスト
『ソフトウェア品質を高める開発者テスト 改訂
版 アジャイル時代の実践的・効率的でスムー
ズなテストのやり方』
※ 13
高橋 寿一 著、翔泳社(2022)
シフトレフトによって上流品質を向上させることで、下流のテスト工
程に皺寄せが来ることを防ぎ、ソフトウェア開発をもっと楽にしようと
いう主旨の書籍です。
タイトルに「開発者テスト」とあるように、開発者の視点でシフトレ
フトをどう実現するかについて述べられています。本書の第5 章で説明
したとおり、適切なテスト戦略に基づきユニットテスト、インテグレー
ションテスト、E2Eテストを自動化することはソフトウェアの品質向上
に大きく寄与します。これらのテストがきちんと効果を出すためには、
開発者がカバレッジや境界値分析などテストに関わる基本を理解した上