
227
5
負荷の生成
負荷テストシナリオに沿った実際の負荷は、Gatling
※ 14
のような負
荷テストツールを利用して生成します。多くの負荷テストツールでは、
ブラウザの操作をキャプチャーしてスクリプトとして出力することが可
能です。出力されたスクリプトに編集を加えて、望ましい負荷が生成さ
れるように調整を行います。Gatlingの場合は、JavaやKotlin、Scala
を用いてスクリプトを記述することができます。
計測
レスポンスやスループット、エラー発生率などの統計情報は、負荷テ
ストツールが備えるレポート機能により確認することができます(図
5.3.3
※ 15
)。負荷テスト結果の分析や評価を行うためには、それ以外に
サーバー側のリソース状況も取得する必要があります。有償の負荷テス
トツールの中には、サーバー側のリソース状況を取得しメトリクスを統
合する機能を有するものも存在しますが、そうでない場合は事前にメト
リクス収集の準備をしておきます。具体的には、Linuxであればtopや
vmstatなどのコマンド、Windowsであればパフォーマンスモニター
を使用し、CPU使用率やメモリ使用状況、I/Oの使用状況などをOS
レベルやプロセスレベルで確認できるようにします。また、アプリケー
ションサーバーやデータベースサーバーのようなミドルウェアのメトリ
クスも取得しておくべきです。たとえばスレッド数やコネクション数な
どの情報です。
⹅
図5.3.3
Gatlingのレポート
出典:Gatling documentation ...