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にアプリケーション機能として実現し、使用性は主にUXやUIで実現す
ることになるため、アーキテクチャの観点では残り六つの品質特性を中
心に検討していけばよいでしょう。以下、それぞれを順に見ていきます。
性能効率性
性能効率性はシステムのパフォーマンスを表す品質特性で、処理の応
答時間やスループット(時間効率性)、システムリソースのサイズ(容量
満足性)などの品質副特性を持ちます。
これらの品質特性については、受託開発案件であればRFPに非機能
要求として明示されていることが多いでしょう。明示的に定義された非
機能要求として存在しない場合は、現行業務や現行システムのトランザ
クション量から見積もったり、ビジネスの今後の拡大計画から見積もっ
たりして必要な要求レベルを定めることになります。
同時トランザクション数が非常に多い、取り扱うデータ量が非常に多
いなど、技術的にリスクがある場合はアーキテクチャドライバの候補と
なります。リスクと捉えるかどうかは、アーキテクトや組織の過去の経
験にもよります。
互換性
互換性は、複数のシステムが他に影響を与えずに環境や資源を共有す
ることができるか(共存性)と、複数のシステム間の連携が適切に行え
るか(相互運用性)の二つの品質副特性を持ちます。
マイクロサービスのように複数のサブシステムから成り立つシステム
の場合、これらの品質特性はとても重要です。また、外部のシステムや
サービスとの連携要件に技術的なリスクが存在する場合もアーキテク
チャ上の考慮が必要となってきます。特に、トランザクションが複数の ...