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その場合は、ボトルネックを特定した上でチューニングを行います。
一般的には、データベースサーバーのような共有リソースで先にボト
ルネックが生じることが多いと言えます。その場合はデータベースのパ
ラメーターチューニングや、SQLクエリの改善などで解消を図ること
になります。
Column
スケールアップとスケールアウト
システムの構成を拡張して処理能力を上げることを、システムをスケール
させるという言い方をします。スケールの方法には大きく二つあります(図
5.3.5)。
スケールアップは、サーバーのリソース(CPU、メモリ、ディスク容量な
ど)を追加することでシステムを拡張する方法です(❶)。垂直スケーリング
と呼ばれることもあります。サーバーの物理的な制約やOSの制約によって
スケールアップできるリソースのサイズには上限があります。
スケールアウトは、サーバーの数を増やし負荷を分散させることで、シス
テム全体の処理能力を上げる方法です(❷)。水平スケーリングと呼ばれる
こともあります。また、複数のサーバーを立てることで冗長性が増すため、
システムの可用性向上にも繋がります。
⹅
図5.3.5
スケールアップとスケールアウト
❷スケールアウト
スケール前 スケール後
❶スケールアップ