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した。また、パブリッククラウド環境においてはそもそもそのような修正方
法を取ることができません。
そこで、クラウド版のSAP S/4HANA以降は、事前定義済みの拡張開発用
インターフェースに対してアドオン開発を行うことでERPのコア部分をクリー
ンに保つ(Keep the Core Clean)、クリーンコア戦略
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が提唱されています。
これはまさにマイクロカーネルアーキテクチャのコンセプトそのものです。
ケーススタディのアプリケーションアーキテクチャ
具体例として、ケーススタディの各サービスで採用するアプリケー
ションアーキテクチャを図3.4.10にまとめます。
経費精算サービスは規程に基づくチェックや手当計算など業務ルール
が複雑なため、アプリケーションの保守性を担保するためにクリーン
アーキテクチャを採用します。また、会社ごとの規程の差異を吸収でき
るカスタマイズ性を求められていることから、マイクロカーネルアーキ
テクチャも併用して容易に拡張できるようにしておきます。
ワークフローサービスも、承認フローに関わる複雑な業務ルールを見
通しのよいコードとして実装できるようにクリーンアーキテクチャを採
用します。
証憑管理サービスは複雑な業務ルールは多くはなく、シンプルなレイ
ヤードアーキテクチャ構成とします。
自動仕訳サービスと不正検知サービスは、受け取ったデータの変換処
理が中心となるため、パイプラインアーキテクチャをベースとしてアプ
リケーションを構築します。
⹅
図3.4.10
ケーススタディのアプリケーションアーキテクチャ ...