
チームでのスケッチ作成
最善のコンセプトの印象が鮮やかなうちに、これらのコン
セプトを整理する必要があります。この作業は今までに個
人単位で行われてきましたが、今後はグループ全体による
厳しいチェックにも耐えるようなインタラクションへと収
束させる必要があります。
グループをチームに分け、それぞれのチームで
1
人ずつ書
記(スケッチする人)を務める人を決めてもらいます。こ
れは形式的なものではありません。指示に従って各グルー
プがそれぞれのコマについて議論する間、書記は議論の
内容と以前に作成したコマにもとづいて大きな紙に太い
ペンでスケッチを起こしていきます。
この作業は
30
分程度で一気に行ってしまうのがよいで
しょう。範囲が広すぎることは望ましくないため、ユーザー
ジャー ニ ーマップを
2
つ以上に分割しましょう。そして各
チームがそれぞれを
1
つずつ担当します。ユーザージャー
ニーマップの中には、プロトタイプや検証の対象にならな
い部分があるかもしれません。このような場合には、該当
の部分を除外して作業を行いましょう。
続く「異論の儀式」の中でそれぞれのスケッチは厳しい批
判や評価を受けることになりますが、今は心配の必要はあ
りません。みなさん自身も、他者のアイデアを評価しない
といけないのでお互い様です。自信を持って、自分にとっ
て最善のアイデアを提案しましょう。そうすることでデザ
インスプリントのプロセスが、採用されるべき適切なアイ
デアを確実に浮かび上がらせてくれます。
この作業のサイクルを複数回繰り返す時間はないこと