
新しい可能性について考える時には、思考の出発点を決
めておくとよいでしょう。そうすれば、さまざまな選択を
していく際に役立ちます。実際のプロジェクトでは、何が
成功をもたらすのか理解することが重要です。チームの全
員が、それぞれ異なる成功のイメージを持ってプロジェク
トに参加しています。ゴールについて詳細に理解していれ
ば、
1700
年代の航海における北極星のように、方向性や
インスピレーションを容易に得られます。
ここではプロジェクトの目的を定義し、参加者全員で同意します。プロジェクトが
予期しない方向に逸脱するのを防ぐという効果もあります。
目標と目標ではないこと
手
順
1
ホワイトボードに
2
列の表を描きます。
1
つの列は目標を表し、も
う
1
つはプロジェクトにとって明らかに目標ではないことを表し
ます。
2
プロジェクトでの目標について、チームでブレインストーミング
を行います。ここで議論されるべきなのは大まかな目的であり、
細かな機能ではありません。例えば「 生産効率を向上させて年間
7,500
万ドル節約する」というのは大まかな目的として適してい
ますが、「 ユーザーが節約のためのアイデアを提案できるように
する」というのはひとつの機能です。
3
目標が発表されるたびに、その目標が今回のデザインスプリント
で目指すべきなのかそれとも以降のプロジェクトで取り上げる
べきなのかを議論します。今回扱わないものについては、「 目標
ではないこと」の列に移動します。
4
続いて、「 目標ではない」こと、つまりプロジェクトの成功にとっ ...