
ユーザージャーニーマップ
ここまでの手順で、ユーザーについて十分理解できたはず
です。次に、ユーザーがプロダクトを使う前、使っている
最中、そして使い終わった後に行っていることについて俯
瞰的な観点から調査します。プロジェクトに文脈を与え、
見逃していたかもしれないチャンスに気づくことが目的で
す。顧客がプロダクトを使っている最中のことにばかりに
注目しているチームが、しばしば見受けられます。このよ
うなチームは、ユーザーのふるまいやふるまいのきっかけ
にもとづいて、たくさんのすばらしい体験を提供できる
チャンスを逃してしまっています。
ここでユーザーがたどる手順を視覚的に表現するには、エ
クスペリエンスマップあるいはユーザージャーニーマップ
というしくみを使うのが便利です。ユーザージャーニーマッ
プでは、それぞれのペルソナによる一連の行動を複数の
段階へと分解します。それぞれの段階を目標とともに定義
できたら、ユーザーとプロダクトまたはサービスとの間に
あ る タ ッ チ ポ イ ント(接点)が浮かび上がります。このタッ
チポイントとは、ペルソナとプロダクトあるいはサービス
との相互作用を表します。以前に定義したペルソナが異な
れば、ニーズや属性そして行動も異なりますが、一連の行
動としては共通な場合もあります。しかし共通ではない場
合のために、ユーザージャーニーマップが必要になります。
SEO
(検索エンジン最適化)を例にとって考えてみましょ
う。ユーザーは
SEO
について考える前に、自社のブログ
の記事を執筆し、販促物を作成 ...