
スーパー投票
(任意)
作成者の説明を聞いた時点で、少数のシールを使ってもう
一度投票を行ってもかまいません。この最終投票(スーパー
投票)を通じて、最善のアイデアを明らかにします。プロ
ジェクトの重要なステークホルダーの意向を反映させるた
め、ここでは彼らに複数の投票権を認めるということも可
能です。アイデアの準備ができたと判断したら、投票のプ
ロセスを始めます。全員が
1
票ずつ、アイデアの隣にペン
やシールあるいはポストイットを使って意思表示します。
色付きのシールを使うのがよいでしょう。得票数の最も多
かった
1
つまたは複数のアイデアが、最善のコンセプトを
表しているということになります。
このような形式の投票には、チームや企業での意思決定
の構造を反映できるという特色があります。例えば
CEO
がプロダクトに関するすべての最終的な判断を行うという
場合には、このしくみを尊重して
CEO
だけに
3
票を与える
ということが可能です。あるいは、決定権を持っているの
は
UX
ディレクターや、プロダクトとデザインの共同責任
というケースもあるでしょう。いずれの場合でも、意思決
定者に多くの投票権を与えるようにしましょう。
本来、投票のプロセスは実力主義的です。しかし、それ
は組織のしくみに必ずしもマッチしません。正直、全員一
致による意思決定はデザインの質を損ねます。また意思
決定者のサポートが得られない意思決定ほど、望ましくな
いものもありません。不文律が定められている組織では、
ルールの明文化に違和感があるかもしれません。しかし長
期的には ...